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本日の実験結果
2006/01/24
本日はLRT交通社会実験にて午前10時から午後1時まで今出川通は片側1車線となっていました。それに伴い、本日は今出川通にて大渋滞が発生しておりました。バスが止まれば、後が止まるという連鎖反応で出町柳から北野白梅町まで、11時半現在、203系統にて約30分もかかっていました。普段は10~15分ほどです。特に、同志社前周辺は最悪でした。また、烏丸今出川付近では反対運動、空はヘリが飛びまわっていました。
さて本題、LRTは実現できるのか?
無理。
どうして無理かと申しますと
①単線にしたとしても、本日のような平日昼であの状態、てことは休日になるとさらに車は増えるわけです。車が交差点にあふれかえっちゃうようになります。 では、どうしたらよいのか・・・
A1.まず、車線を増やさなければなりません。しかし、京都を増やすことがなかなかできません。車線を増やすと、京都御所に激突。並木に激突します。ここで、「じゃあ歩道を狭くすればいいじゃないか」という発想が出てきます。しかし、京都は不思議に歩道がすごく狭い。削ろうとしたら石碑まで取れちゃうし・・・。なかなか難題です。
②バスとの時間戦争が勃発してしまう。 どういうことか・・・
A2.京都は謎なほどバスが走行しています。たとえば、堀川今出川~千本今出川と絞ると、101系統102系統201系統203系統51系統59系統が走っています。かすめる系統を含むと倍になります。しかし、LRTが交差点内を走るとき、すべての車は止まります。すると1車線の今出川は渋滞。同じく現行1車線の千本も渋滞してしまいます。再びここで「じゃあ、バス減らせばいいじゃん」発想が生まれます。バス、減らせません。運転手からリストラできません。系統を減らすと必要な運転手は減ります。しかし、今、ここで運転士の採用を止めたとしても、内部が多すぎて、定数になるまでものすごい年月がかかります。これは数十年で何とかなるかなぁ・・・
この二つ、重大です。京都市がどのように対処されるか期待いたします。
では画像を・・・
↑北野白梅町で回送になったバス
↑河原町今出川を通過するバス
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